いとしい後悔背負って

V6が好きな社会人。勉強、旅と時々仕事。

歴史は繰り返す

久しぶりにしばらく海外に行っていたのだけど、どの国も戦争や侵略に関する博物館があって、人間は進歩しない生き物だと強く感じた。

少なくとも2000年以上の歴史を持つ生き物にも関わらず、いつの時代も話し合いではなく殺し合いで領土を広げ、権力を拡大することに注力しているのが本当におろかだと思う。

ニュースをつければゴシップばかりで、時代や技術が進んでも人の不幸が好きなところは平安時代と変わっていないのではないだろうか。なぜ人は他者の不幸を好むのだろうか?

多分この感覚に名前を付けるとしたらこれ

Schadenfreude - Wikipedia

 

Why Are We Pleased With Others' Misfortune? | Psychology Today

Why People Like to Gossip | Psychology Today

Why do we sometimes enjoy the misfortune of others? | Big Questions in Society | the InMind blog | In-Mind

 

不快に思い排除したくなったとき、その不快と向き合い理由を考えられるような人間になりたいと思う。もちろんすべての物事に対してそれを行っていたら疲れてしまうから物によるとは思うけど。

海外のいいところは、広告やアナウンス、他社の会話などを理解できないので、情報量がちょうどよくて疲れないところ。街並みや環境などおほかの要素を感じる余白を心にもてるところ。

帰国してさっそくどこもかしこも情報過多で疲れてしまった。

推しの現場はいつだって行きたいし、日本限定のコンテンツもあるけれどたまにこの息苦しい世界から逃げたくなる。

 

「性加害者、犯罪者の集団にお金を払ってるんだね」と言われた話

言われて思わずびっくりしてしまった。

 

「所属しているタレントと創業者の話は切り分けて評価するように」といくら注意喚起しても届かないんだと痛感。

これは近しい人から言われたんだけど、正直自分で稼いだお金をどう使おうが私の勝手だし、口出しされる意味が理解できない…。

トニセンとかV6にお金を使ったことで迷惑をかけた覚えはないし、今更「ジャニーズの報道があってからジャニーズの人たち見ると気持ち悪くなるんだよね」とか申告されてもはあ…って感覚。じゃあ自衛してください…って感じ。「ジャニーズ」という概念は好きではないしジャニヲタとかジャニーズファンとかくくられるのも嫌い。

グルーピングしてその集団をアタックするの楽しい?週刊誌的にはおいしすぎるネタなんだろうね。

 

「長く所属してたなら性加害のことも知ってたでしょ」と私を問い詰められても私は事務所内にいたわけではないし、本人たちが話さない限りわからないというのが正直なところで。私ジャニーズの専門家でもスポークスマンでもないです…(笑)ただにV6ファンなので、、(笑)

 

そしてそうやって私を責めて何を求めているのかが不明で、「ジャニーズって気持ち悪いよね😢もうお金払わないし応援しない!」ってなってほしいのだろうか?そんな簡単にあきらめるとでも思っているのだろうか?だとしたらとっくにきらめてると思うんだけど。。

好きだから葛藤してきたし、応援しないなんて無理じゃない?

それとも倫理観的に好きな気持ちをあきらめろということなのか?

もしそうなら腕1本くらい切り落とさないとあきらめきれないかなあ。

(強いストレスがかかると自傷したくなる)

 

こちらとしてはV4/6を人質に取られている気分だし、いのっちの社長の件もしかり、長くいて功績のあるタレントを良いように使ってるの普通に許せない。

 

ジェンダー専攻にしたことで、あんなホモソーシャルの強い集団に属する人々を好きな自分に罪悪感を抱いて病んだり悩んだりしたけど、教授に相談したりもしたけど、もうそれで悩む段階は数年前に終わっているので…

そもそも事務所を好きになったことは一度もないし、創業者のことも知らないし、ただ好きになった人々がジャニーズ事務所だっただけなんだけど、世間はそうは見ないのだろうか?

ジャニーズファン=性加害者を擁護して性加害者の作ったものにお金を払っている集団だと評価されるのだろうか?

まさか面と向かって言われると思わなかったし、そんな短絡的な思考の人って存在するんだと感心してしまった…(笑)

 

今トニセンが生み出しているものはもはや喜多川とは関係ないと思うんだけど、喜多川の思い出を持っている=喜多川に育てられた=性犯罪者に育てられた人々みたいな式になるのだろうか。。

でも少なくともV6は私を死にたくさせないし、世界を広げて新しい種類の喜び、楽しみを与えてくれたし、幕を引く時までずっと寄り添っていてくれたし今でもファンを大切にしてくれているし、タイトルの発言した人よりは私の人生にポジティブな影響を与えているのでOKです。

自分の機嫌は自分でとりたいし自分より大切なものも信頼できるものもないという考え方の下生きているので、自分に幸せを与えてくれるV6はこれからも幸せでいてほしい。

 

結論:何と言われようとV6が大好きです

 

世代の違い?

親世代は好景気が永遠に続くと思っていた若いころ~バブル景気の恩恵を受けてバブル崩壊を経験→インターネット社会へという多くのパラダイムシフトを経てきているにもかかわらずいまだに変化に弱い。

 

6年前大学でディスカッションしていたトピックである「AIが人を攻撃した場合誰が責任を取るのか?」という疑問がいまだに解決されていないのに生成AIがどんどんリリースされていくこの世界とても気持ち悪いし、「AIは躊躇なく人を殺せるんですよ」とか専門家(笑)が真剣な顔で今頃ほざいてるのを見るとえっいまさら…?ってなる。あなたはこの6年間何を見てきたのですか…。自動運転技術が発明された時点でもうこうなることは予想されていたのでは。なんで専門家でも何でもない私が考え付くことを考え付かないもしくはそれに向けて対応を取ってないの?

実際に被害が出てるのにまだAIへの規制を検討段階とか言ってるの遅すぎて笑うし、そんなスピードで物事進められるの普通の会社だったら無理すぎて本当にいい商売よなっと思う。

口座の連携ミスがあったら誤ればいいし、失言があったら取り消せばいいし、気が進まなかったら前向きに検討している/着手しているっていえばいいし、本当にイージーモードだよね。時代のスピードと意思決定スピード全くあってないと思う。

 

そもそもAIを使用できるほど人間が成熟していないのにそういうサービスをどんどんリリースするのってどういう感覚からなんだろう?

後付けのように「AIは間違った回答をすることもあります」とか言われても、長すぎる契約書と一緒でそんなの誰も読まないし。免責のために描いてるんだろうけど開発者本人の倫理観問われる。

そのうちクローン人間も気づいたらリリースされてそう。

 

「こんな世の中終わってる」ってつぶやくのは勝手だけど「こんな世の中」で生きていかなきゃいけないのは私たちの世代だし。

昔はよかったというなら帰ればいい。コロナ前は~とか言ってもコロナ前に完全に戻れるわけではないし、自分一人で状況を変えることができないならその状況を受け入れたうえでどう生きていくか考えるほうが得策だと思うのは「さとり世代」「Z世代」だから?

まあこんな変化多い時代にこの年齢で生きられていることは幸せなのかも、年とるほど変化に適応できなくて懐古厨になりそう。

基本的に信じられるのは自分だけだと思っているので、情報がどんどん増えていってその真偽もわからないような状況は割と楽しい。絶対正しい情報を流すメディアなんて存在しないと思ってるし、数学の公式以外は基本的に変わるものだと思っているので。

 

ところで、ジャニーズ事務所はいつ解体するのでしょうか?

これだけ報道が出てもなお事務所を守るならそれ相応の説明が欲しいですね。

 

 

職場にいる面白い人

職場には自分で自分の機嫌を取れない人や優先順位をつけられない人がたくさんいる。

 

前者はしかもかまってちゃんだったりするのでただただ面倒。

社会人になって自分の機嫌を取れない人が存在することに驚いたんだけど、私の勤めている場所が低レベルなだけなのだろうか。

年次も階級も関係なく、機嫌の悪さを物や周りにまき散らす人ばかりでとても疲れる毎日。

生きてきて親とバイト先以外でそういう人間と長時間過ごすことがなかったので大変苦痛。イライラしないのって言われても、イライラしたところで状況が改善するわけではないのでそういう非生産的なことはしないです…。

 

あと意外と多いのが物事の優先順位をつけられない人。

絶対後でやってもいいプライベートの飲み会の予約とかPCで野球観戦とかしていてDueがあるものをOverdueする人が続々。別に一人でやってるならいいんだけど、こちらに迷惑が掛かってくると困る。

なんでこんな人ばっかいるんだろう。

 

 

 

重いファン

苦しい毎日を過ごしている

 

事務所の創設者についてのニュースが多く出ている。

Johnny Kitagawa: Ex-pop star Kauan Okamoto details sexual abuse by famed producer - BBC News

創業者の性暴力報道のことを知っていたためもともとジャニーズ事務所自体を全く好きではなかった。たまたま好きになった人たちがその事務所に所属していたから、彼らを応援すると事務所から郵便が届くこともあった、という感覚。

 

彼らがどんなにジャニー喜多川を良く言っても、こちらとしては知らない男性であり、こうして性暴力被害の告発がでている以上その人物を手放しで評価することはできない。

ジャニー喜多川がいたから、V6が誕生したことは理解できる。

そしてV6のことは本当に大好きだ。

大学でジェンダーを学んでいた身としては、いわば性犯罪者が作った

事務所からデビューしたアイドルを好きなこと自体が時々苦しくなってくる。

でも嫌いになんてなれないから、FCにも入っているしコンサートにも行く。

V6が悪いのではないのに、V6を好きであることが苦しくなるこの状況は健康ではないと思う。

一連の報道を受けて事務所が出したコメントは、だれにでも書けるような内容のないものだったためこの事務所は一生変わらないのだろう。

海外進出したいのかもしれないけど、今の時点ではジャニーズ事務所に所属していることはタレントにとって枷にしかならないと思う。性犯罪者を肯定するような思想の事務所に所属しているタレントを使いたい企業なんてないと思う。。

 

いのっちが社長になっている以上、トニセンが退所することは難しいと思うし、事務所の後輩を指導することもある岡田君退所できないと思う。

 

私は事務所担でもないし、正直V6が幸せであれば事務所やほかの所属タレントがどうなろうといいので、どうか5人は逃げて、事務所は早く解体してほしい。

 

彼らに余計な負担を背負わせないでほしい。

早く退所してほしい、ただそれだけ。

 

 

 

致死量の幸福

アンナ・カレーニナを見に行った。

「幸せな家庭はみな同じように幸せだけど、不幸な家庭はそれぞれの不幸がある。」という言葉が印象的だった。

 

恋愛でもなんでも、一度致死量の幸福を味わってしまうともう普通の幸福では満たされないのではないかとみていて思った。


www.youtube.com

こんな感じ。

 

はたから見たら異様な関係でも、本人はその関係から得られる幸福がたまらなかったら抜け出すためにはどちらかの死しかないのかなとか。

初恋の人と結婚する確率は低いし、人生で一番好きになった人と結婚する確率も低いと思う。全身全霊で愛した人って愛情を注いだ量と過ごした時間の密度が濃すぎて長期間の結婚生活に向いている相手ではないと思うし。あそこまでのエネルギーで長期間人を愛することは難しい。sustainableじゃないね(笑)

 

ところで、アンナって描き方によっては不倫したメンヘラ、悲劇のヒロインぶっているわがままな人に見えてしまうけど、今回の描かれ方ではアンナをかわいそうだと思えた。

もちろん夫も小さな息子もかわいそうだけど、何もかも捨てても惜しくないくらいの恋に出会えたのって素敵だとも思ってしまう。ヴロンスキーがアンナのメンヘラ度を想定しきれていなかったがゆえにどんどんすれ違ってくのが苦しかった。

重くなっていくアンナを避けるかのように帰りが遅くなるヴロンスキーに耐えながら、「彼は私を愛してる」って自分に言い聞かせているアンナがいじらしくて骨が痛くなるくらい共感した。

ヴロンスキーがメンヘラじゃなかっただけましなのかも。

 

Who will take responsibility?

In recent months, I saw lots of paintings "painted" by AI(artificial intelligence).

At first, I just enjoyed them because AI creates things I never come up with.

However, one thing suddenly emerged in my mind.

who will take responsibility for these paintings?

In Japanese, there is word "飯テロ", literally means "food terrorism"

Its real meaning is "stimulating people's appetite by showing food, meals looks extremely delicious". Especially at midnight dramas including junk food, fries, ramen, and other high-calorie food make people eat something but it is not good for their health so they have to restrain themselves from eating.

Then, they say "This drama is 飯テロ! (drama shows us such a wonderful cuisine though we can't eat...)"

 

This word sometimes becomes controversial because many people have been killed due to "terrorism" around the world(Maybe ~難民 contains the same kind of problem.)

 

Going back to the main subject, when a tweeter asked AI to paint a picture imaged by the word "飯テロ", AI showed him/her picture below.

AIが描いた飯テロ @tuyo24namekuji 9:33 PM · Sep 19, 2022

Profile / Twitter

 

I was just shocked.

And can't say anything for a while.

Shocked by the picture itself and the tweeter's mind.

Even though AI made this picture, tweeter should not tweet it. 

 

テロリスト=アラブ系の顔だとすでにAIが学習してしまっているのが怖いし、どんなにその偏見を取り除こうとしても今まで生み出された多くのネット上の媒体によってAIの学習がなされていくことを考えると”間違った価値観”の再生産が起きる気がする。

 

AIやロボットを活用した結果事故が起きた場合その責任はだれにある?という議論を昔よくやった。開発者にしてしまうとリスクを恐れてだれも開発しなくなってしまうから実装した企業、というようなところで結論は落ち着いた気がするが、

AI自身に責任を取らせればいいという「AIには人格がある」という主張もあって答えの出ない問いだった。

 

人々が発信してきた偏見にまみれた情報をもとに成長するAIは果たして最先端なのだろうか?技術ばかりに目が行くがそんなold-fashioned way of thinkingをすでに体現してしまっていることが怖い。もし人間がこんな絵を描いて同じくらい話題になったら「なんでテロリスト=アラブ系と決めつけるんだ」という意見が出そうなものなのに、ほかにも「飯テロ」というワードでAIに描かせたユーザーが似たような絵(食べ物とアラブ系の顔の男性)を投稿して笑いのネタにしていることが赦せない。

 

この絵によって傷ついた人がいたらだれが責任を取ってくれるのだろう。

このAIサービスの提供者?AIが学習した元情報の作成者?それともこのTwitterユーザー?

責任の所在も明らかにしないまま、「面白そう」「みんなやってるし話題になりそう」という感覚で利用しているのだろう。Aそしてこの絵で追い詰められた人がいたとしても、「AIが生み出したものだから自分に責任はない」というのだろう。

 

果たして人間は、AIを使えるほど成熟しているのだろうか。

少なくとも今回をケースを見る限り、人間にはまだ早いツールである気がする。