いとしい後悔背負って

V6が好きな社会人。勉強、旅と時々仕事。

知恵がついた子供

 

大学入学するまで家庭内で政治の話をすることは普通だった。大学に入りそういった家庭が多くはないことに衝撃を受けた。そして今、家族と政治の話をすることはほとんどない。

 

大学に入り批判的思考力を育ててきた立場からすると一つの価値観を強く反映したメディアだけを見て好き勝手に発言する家族はとてもirritatingな存在となった。

家族は、大学に入ってからひねくれた考え方になったというがそれは、「自分と同じ信条を持たない/それに疑問を呈してくる態度が気に入らないから」だと思う。

 

どんなに自分の専攻を、大学を批判されようと4年間で学んだことは計り知れない。

その中には人間関係も、人生観も、死生観も、アイデンティティも含まれていてこの4年がなかったらおそらく私は表面上で考える、多数の意見に流されて人の目を気にすることを良しとする社会の構成員になっていたと思う。もちろんまだまだ成長すべきところはたくさんあるが、誰も評価してくれなくても私だけは私の味方でいたいと思うある冬の夜。

 

息をするように死にたくなることもあるけれどそれでも私は私に生まれられてとても幸せだと思える。

2年半前このブログを始めたときの記憶は正直なくてバックナンバーの歌詞じゃないけど目に映るすべてのものがモノクロに見えているような精神状態だった、それでも家族にも誰にも頼らなかった、信用できなかった。そして強制帰国からのイレギュラーな就活という家に閉じ込められているという点では(息抜きが全くできないので)2年半前よりひどい状態を乗り越えた私は少し図太くなったのかもしれない。きっともっとつらいことがこの先訪れるけど正直先のことは分からないので目標も悲観もない。なった時に考えればいい。

 

とか言って1週間後に健康でいられる保証もないんだけど。自分の大切な人たち(主にましゃ、V6)が幸せに健康に生きていてくれたらそれ以上望むことはない本当に。