いとしい後悔背負って

V6が好きな社会人。勉強、旅と時々仕事。

配信ライブ

去年から今年にかけてみた配信ライブを記録しておきたいとふと思った。

 

2020年 6月 サザンオールスターズ

7月 福山雅治 お家でBROS.(諸事情により翌月へ延期)

8月 福山雅治 お家でBROS.

9月 堂本剛 平安神宮 LIVE

10月 ENDRECHERI 244分生配信

   V6 25周年前夜祭

11月 V6 25周年記念ライブ(リピート配信あり)

12月 KinKi Kids クリスマスコンサート

   福山雅治 アルバムAKIRAライブ

2021年

1月 KinKi Kids O正月コンサート

 

 

 

もちろんそれぞれにいいところはあったけどやはりひいき目抜きにしてもV6の配信がすごかった。コンサートの感覚が長い(前回は2017年)こともあり、実際のコンサートに一度も言ったことがなくDVD化された映像を見るだけだったのだが2020年に25周年を迎えたV6の宣伝の仕方、実際に作り上げたコンサートには言葉を失った。

4月の自粛期間スタートから毎日のようにavex公式YouTubeがV6のMVを古い順に一本づつ挙げてくれて週末にはコンサートやドキュメンタリー、特典映像という30分~2時間越えのものまでアップロードされたときは話題になっていた。

2011年SHBコンというファンからの人気も高いコンサートと2017Onesコンという20周年を過ぎてそれぞれの魅力が引き立つ演出にあふれた最新のコンサートの二つをアップロードしてくれたことで今までV6に興味がなかった人々も見てくれたり解説動画、ツイート、ブログをあげたり記事になったりと注目されているなと感じた。

LINEスタンプや愛なんだもありつつメンバーのだれもに稽古や次の仕事の準備が差し迫ってはいないというレアな状況で時々所在が分からないメンバーが出たり*1しながらもたくさんの話し合いを重ねてくれたんだろうなと伝わった。

あれ、配信、生?と時々戸惑ったこのオンラインコンサートは収録映像と配信映像を重ねたことによりできる演出の幅が増えたと思う。また、観客がいないことを逆手にとって本人たちがスタンド席に上がっていったりアリーナに何種類もセットを組んで一瞬たりとも目を話すことができないスピード感と満足感でいっぱいのコンサートだった。曲も、世間的に知られているというよりはコンサートで未発表だった曲や新曲などファン以外はあまり知らない曲が多かったように思う。ただ、演出が面白いので曲を知らなくても楽しめるコンサートだったとも思う。

 

床にLEDを敷き、プロジェクションマッピング、AR、セグウェイ、ドローン撮影など最先端の技術をこれでもかと入れつつでも押しつけがましいわけではなくああその特色

このシーンには必要だなとしっくりくる演出で、MCに入るといつも通り緩くてでもファンのことを思っている6人が大好きだと改めて思った。ファンクラブ限定の最後はあいさつもなくシルエットで終わったのも印象的だった。事務所特有の傾向としてデビュー25周年というのは鬼門の一つでそれをメンバーがそろった状態かつパフォーマンスもできる状態で迎えた初めてのグループであることはもっと評価されてもいいと思う。*2

なんにせよ、25周年自体は今年の11月まで続くので6人での活動を少しでもみられたら嬉しい。

 

ましゃライブはアルバムライブだったのでアルバムを買っていない人は 全くついていけない、という濃さ。アルバムの曲順のままに行いファンクラブにはアンコールで弾き語り。MCやお仕事映像などいつもの年末ライブにあるものもなくシンプルイズベストな感じだった。事前に歓声や拍手を録音して送ってほしいと言われていたため送ったがそれが絶妙なタイミングで流されるのはライブを作り上げてる感があって本当に

楽しかった。いつものバンドメンバーも来ていたがコーラスがいないのとサポートメンバーが少なめだったのが今年らしいといえばらしいけど装飾の少ない演奏も歌が引き立ってよかった。

 

平安神宮はライブというより神事。でもあのサイズのセットを組んであの照明をデザインしてコントロールするのってどんな打ち合わせしたんだろうともはや怖くなった…。作りこまれた映像作品、という感じ。歌や演奏はもちろんセットの雰囲気と美しさに飲まれた時間だった。

 

それに反してENDRECHERIライブはゆるーっと始まりゆるーっと休憩に入りを続けた結果4時間4分に。まさか20:00開始で0:04に終わるとは思わなかったさすが244(つよし)さま…。ライブハウスのようなサイズだったからか頻繁に換気タイムという名の休憩が入っていた。その間も楽屋や裏を移したり剛くんの謎のコーナーがあったりとライブとコメディを混ぜた感じだった。衣装や楽器も世界観のかたまりで時々過呼吸とスケッチブックに書いていたのが心配だったけど無事に終わってよかった。

 

 KinKiライブは雪だるま⛄と鏡餅にすべてを持っていかれたけれどオーケストラを従えて歌うKinKiはやはりかっこいい。お誕生日もお祝いできてよかったです。剛くんが踊ってくれたのもうれしかった。あとは201920コンのように光一くんダンス剛くん演奏でそれぞれ輝いていて新しいKinKiのパフォーマンススタイル確立したのかなあと思いながら見ていた。

 

もちろん配信に向かない種類のショーもあるし個人的には対面に勝るものはないと思う。そう思うと観客がいないことを利用してくれたV6のライブが一番楽しかった。他のものは例えば会場全体を移した時の暗がりから観客がいないことを意識する瞬間があったり観客の方を見ている時間があったりしてつい寂しくなってしまった。V6はMC中も6人の日常をのぞき見しているのかなという感覚に慣れたのは観客席を空の状態で映すことはなかった、映してもメンバーがいたり装飾が十分にされていて”いない観客”の存在を意識しなくてよかったことが大きいと思う。

何を言いたいのかまとまらなくなってきたけれど、今年に延期されていたライブもなくなりそうな今、もう楽しみにするものがないしまた生きるモチベーションがなくなっていく中であとは配信ライブのクオリティ向上に期待したいなと思いながら三が日を終えた。

*1:ジャニーズwebを持っている坂本、長野、三宅+今年再開した井ノ原はラジオや連載で、岡田もSmileUpプロジェクトの動画やラジオで動いていることは確認できたが森田さんだけしばらく動向がつかめなかった。

*2:余談だが、25周年おめでとうの流れで「もう後輩たちはどんどん追い越していってほしいですね~」とトニセンがニコニコ話した後で抜かれたカミセンの顔が全員薬ともしていない真顔で面白かった