コンプレックス
の塊だった。
特に体系のコンプレックスがひどくて、高校までは人と比べてばかりで大学に入ったらよりよくなるために絶食までしていた。
体脂肪率が15%になっても大して見た目は変わらなくて、気づかれなくてだれにも心配されなくてそんなに意味はない数字なんだなと悟った。
そして食べて体重が増えることが怖すぎて食べられなかったのに、恋人には「どこが胸かわからない」というトラウマすぎる言葉を吐かれた。
別れて、留学して、自炊を覚えた。好きな時に好きなものを食べても罪悪感を抱かなくなった。自分の人生なのに、健康を害するほど太っているわけではないのに、なんで我慢しなきゃいけないのかと我に返った。
帰ってきてからも、「食べられる」というのは自分の状態を図る一種のバロメーターになった。どんなに病んでいても食べられればまだ大丈夫、と思って生きてきた。
おなかがすいているとき、寒いとき、寝不足の時は碌な判断ができないから危険を感じたら食べる、寝る、あったかくする。それだけでまだ生きていける。
最近少し食べ過ぎて体のフォルムが少し変わったけど、食べられないよりはまし、だし何より「どこが胸?」と聞かれた私はもういないというささやかな自信(笑)
コンプレックスを言い出したらきりがないから気にしないようにしてるし、努力してこのマインドに切り替えたんだから周りに何と言われようとこのまま生きていきたい。
生きていきたい、なんて2年前の自分は書けなかったなと思うと成長。ブログを始めたころの自分もまさかこんなに強くなっているとは思っていないだろう(笑)