いとしい後悔背負って

V6が好きな社会人。勉強、旅と時々仕事。

20th century と Coming century

1つのグループ内に2つのグループがあるというのはV6の特徴の一つだけど、その関係性もいつも気になる。

 両者の関係性

デビュー当時にトニセンがカミセンの面倒を見たり保護者的ポジションになっていたのは分かるけど、最年少が38歳の今もなおカミセンのことを語尾にハートマークがついているかのようなトーンで呼んだり、番組に出ていてカミセンの話題が出ると「お世話になっております。」って挨拶したり、テレビ誌でのコメントが兄のような距離感だったりといつまでもトニセンにとってカミセンはいとしいかわいい存在なんだろうなーと思う。そして今年で全員人生の半分以上をV6として過ごしてることになるなあと嬉しくなっている。

カミセンもトニセンに甘えたり頼ったりツンデレを発揮したりと自由に過ごせているのはトニセンの懐の深さによるものだろうし、この6人が同じグループでよかったと心から思える。本人たちにとっては当たり前のことだろうけど、冷静に考えると年齢差約10歳でため口で対等に話すことって日常ではあまりないし、何よりそれが始まったのが24歳と14歳からだということがすごい。今13歳の子の家庭教師をしていて思うけれど、中学生に敬語という概念はほぼない。一方坂本君は社会人も経験しているように年功序列をはじめとする社会の上下関係もよく知っていただろうから葛藤はなかったのかなと思う。まあそこで敬語のままだったらここまで続かなかったかもしれないけれども。呼び方に敬称は一応ついているものの*1ため口なのは聞いてて面白い。ジジイとはババアとかおじいちゃんとかおばさんとか呼んでいるときもあるし本当にトニセン優しいなあ笑

 

 現存する最古のシンメとJr.黄金期先駆者のカリスマシンメ

トニセンのシンメは何もかものバランスがシンメでまさに夫婦と称されるのにふさわしい一方カミセンのシンメは双子感が強いなと感じる。坂本君長野君はタイプが違う、ほぼ正反対だと個人的には思う。坂本君は低くミュージカルのような歌い方、立ち居振る舞いでバタフライナイフと呼ばれていた時期もあった一方長野君は甘い(坂本君曰くはちみつ顔)ルックスと声、ほんわかした雰囲気を持っているという対照的な二人だと思う。でもハモリ*2やダンス*3、行動のシンクロ率や阿吽の呼吸*4そして2人が絡んでいるとほかの4人がニヤニヤしたりからかうのも個人的にはとても好き。二人ともやめていた間に週1で電話していたのも好き。もういとしさがあふれる。

剛健のことだけはメンバーみんなデビュー時から剛健と名前で呼んでいるのはどういういきさつでそうなったのか聞いてみたいものだ。(岡田は苗字*いのっちだけたまに准ちゃんって呼んでる)こっちは前者と比較するともっと入り込めない何かがある気がする。そんな中に入った岡田は本当にすごいと思うし強火剛健担になるのもよくわかるけど。結成時のエピソードをはじめ、Jr.からも他グループ(TOKIO、Kinkiなど)からも”剛健”として名前で呼ばれているところもこの二人の特殊性がよくわかる。”剛健が宇宙”はよく聞くが、健君は世界一の剛くんファンだろうし、その逆もまたしかりなんだと思う。もちろんV6は6人だけど、あの二人の間には時々入れないよなーと思う(最近の学校へ行こうSPでも車内で隣同士だし、2人で寝てるし笑)あと何より距離が近い。V6全体的にハグが多いし距離が近いグループではあるけれど、剛健は昔から今まで距離感が全然変わらない。お互いくっついていると安心するのか。(健君→剛くんのが多いからこそ、剛君→健君が起きたとき悶える。計算ですか森田さん。)ダンスのタイプは違うけれど二人がセンターにいるのはオーラを感じるし圧倒的シンメの背後に高クオリティのダンサー(メンバー4人)がいる構図は好き。声質はキャラメル/キャンディボイスで似ているけど重なるとキレイ。だからカミセンの曲も大好き。主旋律を岡田が歌って二人がアクセントを添えてる曲の構成が一番お気に入り。

 

上二人が絡んでるのは冷やかす一方、剛健に関してはほかの4人がからかうというよりほほえましい、いとしいという感じで見守っているのも好き。

 

カミセンの関係性

 前述したようなカリスマ的シンメにとって岡田はほぼ最初の近い後輩だったかもしれない。かわいがっていたのは当時の番組やレポ、雑誌を見るとよくわかる。(方法が不思議だったせいで上質な変態に育ってしまったが*5岡田も剛健のことが大好きなのはよくわかるし

剛くんと岡田

森田剛の年下は三宅健岡田准一だが前述したとおり剛健はほぼ同い年扱い(実際同じ年生まれではある)実質岡田だけが後輩という形になる。健君にはあたりが強い、塩対応、ツンな時が多いが、岡田には基本的にとても甘いなあと常々思う。森田剛を全然知らない人からしたらただの柄が悪いジャニーズだろうが、笑い方がかわいいし、自分に正直なだけで魅力にあふれた優しい人だなと思う。おいしいものを食べたときやうれしいときがとても分かりやすいから、6人が行動してても剛くんに注目している自分がいる。

 その他

立ち位置や座る位置もいつもカミセンが前で(でもカミセンは話すときいちいちカメラとは反対側のトニセンの方を向いているのは昔からの癖なのかな)3つ椅子があったら大体カミセン、2つなら剛健、1つなら剛くんが座る傾向にある気がする。デビューから24年たっても森田剛はV6不動のセンターであることに変わりはないんだなとそんなときとてもうれしくなる。

6人だから”センター”という場所は明確ではないけれど、1-2-2-1の4列でのフォーメーションや1-2-3(あまり見ない気がするけど)でセンターになることはあるかな。あとフォーメーションでいえば最近はサンダーバードの途中の坂本君を囲んでみんなで円になる隊形に似たフォーメーションをとる曲も結構見る印象。crazy raysとか。

あと、みんな年を重ねているのにトニカミの声質が変わらないのはとても奇跡だとも思う。カミセンのが甘い、かわいい感じでトニセンは昔から大人だった。もちろん、全く変わっていないわけではないけどカミセンでいえば幼い→少年→青年、若者で止まった気がする。岡田の声はほかの二人と比べると色んな印象を与えられるけどやはり歌声になるとビジュアルが貫録しかなかった2015コンの時もいつもより少し太めではあるけど2009位とそんなに変わらないし、剛くんは2004あたり、下手したら2000とかでもそんなに変わらない。健君は時期により歌い方が変わったりするから一概には何とも言えないけれどカミセンの曲ではあんまり声質変わってない印象。

*1:岡田に関していえばデビュー時は剛健のことは剛くん健君だけどトニセンのことはまーくん、ひろし、いのっち(岡田の話し方はどうもひらがなに変換したくなる)なので敬称なのかもはやわからない。今はいのっちのことはいのっちみたいだけど「普段はなんて呼んでる?」と聞かれて長野君といっていたのを聞いたことがあるから博ではないのかもしれない。そしてまーくんとはもう呼ばないだろう…

*2:最近見たのは2004年MステSPでのありがとうのうたで、井ノ原岡田がアコギを引くというパフォーマンスだったのだが、冒頭のコーラスと、サビの♪そっと僕らを包むだろう~ からThank you for your love~ と二人のコーラスが入り、最後のコーラスも二人がやるというものなのだが今まで見たどのありがとうのうたのパフォーマンスより好きだった。あとは平家派でのハモリも好き。でも平家肌とイノッチのハモリも大切。あとはsupernovaハモリとか

*3:同じく最近のものだとneverのかすんだ視界に~からのシンメが好き。あとはonly dreamingは鉄板。

*4:学校へ行こうのドライブでは何度となく阿吽の呼吸を見た。なんてすばらしい番組だったんだろう。

*5:岡田がケツマニアになったり、後輩に不思議な愛の注ぎ方をしたり距離感が謎なのは(トニセンがそんなことをするのはあまり想像できないので)剛健のかわいがり方のたまものなんだろうなと思っている)それと同じように、行動が謎過ぎたりいつまでもV6の現場だとひらがな喋りなのも剛健をはじめとする5人が甘やかしてくれて気が抜ける居場所だからなんだろうな―とも思う。